「出てくるものだけ」

ライブ活動(歌っている)斉藤めいのブログ https://saitome.localinfo.jp/

私のブログはきっと流行らないだろうね?

夕焼けの空を眺めていて、あれ、もしかして今完璧じゃない?

ずっとここにいてこうしていたらいいんじゃない?

なぜ、変わろうとするのか、進もうとするのか。

今、この時点で、私と空があって、もう他に何も求めることなんかないのに。

なんで私は、ベランダ空を見上げるのをやめて、部屋の中に入って、また日常を取り戻してしまうんだろう、と思った。

ずっとここにいてこうしていたらいいのに。

 

でもすぐ未来には、日は沈んで、朝がきてすごい暑くなって熱射病になったり、お腹がすいたり蚊に刺されたりして、ここから動かなくてはいけなくなるから。

束の間、すべてが一つになった感覚を思い出して、でもすぐに変わってしまうから、動かなくてはいけなくなるから、私はいつもの時間に戻る。

いつもの時間はいつも通り流れるけれど、いつもの私の上に空がある、ということを私は気づく。

 

これは高校生のときくらいから掴み始めた感覚で、

泣きながら帰った夜もなぜか優しい暗い空がやたら優しく大丈夫、と言ってる気がして「これは私の現実逃避、錯覚なんじゃないだろうか」と思っていたけど、どうやら本当だったみたい。感情は空と繋がることができるみたい。

 

まだこの感覚を持てているのが、少し嬉しい。

 

 

同じものをずっと好きでいたいけど、変わっていく自分が恨めしくなったりはするけど、私が感じることすべては、多分正解なんだよね。