「出てくるものだけ」

ライブ活動(歌っている)斉藤めいのブログ https://saitome.localinfo.jp/

画面のなかの人

隠しきれない弱さの中に  圧倒的な強さ
大衆がそれをみつめ 囃し立てようとも
とりつくろうこともなく
ただ命をまるごと使って表現をするということ
権力も何もない(あるのかも知れないけど、少なくとも私が彼女のその姿を見るときにはまったく関係のないところにある)、
たった一人の人間の力
 
に、
たとえ画面の向こう側であったとしても、強く強く心動かされる時がある。
最近ではそれは、二人いて、両方とも「まお」さんという方でした。
 
祈っています。
 
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ワンマンライブが終わりました。
うまい感想なんて書ける気がしない。
ただお客様に「めいちゃん、楽しそう、っていうよりも、幸せそうだった」と言われたこと、「明日死んでもいいやと思うくらいに嬉しく、こんな夜がまた来るのであれば絶対に生きたい」と思えるような夜だったということ、それでもうすべてです。
 
会いに来てくれた方へ、ありがとうございます。
あなたに聴いて欲しかったんだよ、という人たちが来てくれて、私はあなたに出会うために歌っています。
 
ベース木原さん、ドラム前川さんのリズム隊も最っっ高だったんですよ。
こういうバンドでやりたかった、と思っていた、奇跡みたいな組み合わせでした。
またやりたい。絶対やりたい。
 
最高に満たされ、夢なんてすべて叶ってしまい、それだからこそ、まだまだ出来るのだ、と思えた夜だったのです。
 
 
幸せになってはいけないのか。
ミュージシャンは不幸な方が良い曲がかける、良い歌が歌える、とかって、そんなのもう流行らないんだよ。幸せになっていいんだよ。楽しくなっていいんだよ。極限の状態で描かれたものが美しくとも、それ以外が美しくないのではない。受け取る側が受け入れさえすれば。
だから私は楽しく、幸せになるよ。
それが本当に良いかは、根拠などはない。それがいいような予感がする、そんな気分だからというだけ。根拠などはないよ。でも私が持ってる中で一番大事な感覚だよ。
幸せになるのも体力がいるんだよ。
不幸→幸せって、無条件に良いことのように思えても、それは「変化」でもあるから、変化するのは人間って怖いから、不幸→幸せであっても多分怖いんだよ。でも恐怖を乗り越えたら、多分なれるんだよ。だから、だからね。
 
 
 
大学時代からの親友であり、今はライターの坂口ナオ氏が
今回のライブレポートを書いてくれた。
こんなに熱のある文章で私を書いてくれたことが嬉しい。
自ら丸裸になるだけでなく、人にも丸裸にされたようで恥ずかしいながらも、
それでも読んでもらいたいと思う、最高のレポートです。
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