「出てくるものだけ」

ライブ活動(歌っている)斉藤めいのブログ https://saitome.localinfo.jp/

初冬の土日

たくさんの新旧、出会ってきた人たちに再会した土日。

 

懐かしさは不思議となく、過去と今は直線上ではなく、ひとつの丸い円の中にあるようだった。

変わらないね、変わったね。元気そうだね、元気でまた会おうね。

やっぱり好きだよ、やっぱり心焼かれてしまうよ。

昨日のことのようだね、夢の中のようなことだったね。

でも確かに同じところに居た。

 

ここにいる人、ここにもういない人。

いないのに、いるみたいな人。

通り過ぎてくだけの人、通り過ぎるだけなのに、心に一つの熱い言葉を届けてから去っていく人。

いるだけで元気が出る人。

感傷に浸ることなどなく今を燃やそうねと、思い合ってることが分かる人。

向けられた笑顔。

関心を向けられないこと。

愛されること。

 

すべてここまでで、教わってきた気がします。

そんなことを思う事も変化の過程でしょうか。

変わっていきたいです。

強くなりたいです。

出会ってきたすべての人や、時間を、ムダでしたと、取りこぼしてしまうことが一番怖いので、強くなって変わりたいです。

 

来年の今、もしも今の自分のまま、まったく変われてなかったとしたら、

一番大事なものから離れようと思ってます。

大事なので離れようと思ってます。

変われないままなら、きっと辛くなるだけだから。

 

でも、もしも変化ごと抱きしめられるなら、一転、

素晴らしい未来が待っているような予感もするから。

 

予感を信じることにして、涙を引き摺って光の方へ歩く。